2023/08/24
子供の頃にかかる歯の病気に虫歯があります。食事をした後に、丁寧に歯を磨かないことが主な原因で、細菌が増殖することで、歯に穴が開いてしまうのが特徴です。年齢を重ねると、虫歯ではなく、歯周病にかかる確率が高くなってきます。初期症状がほとんどない病気ですので、定期的に歯科で検診を受けることが、症状の悪化を防ぎます。
歯周病は全ての人がかかる病気ではありませんが、歯垢や歯石が歯に付着することで、原因菌が繁殖するリスクが高まりますので、多くの人が歯周病になるリスクを持っています。歯垢は普段のブラッシングで完全に取り除くことは難しく、歯石はついてしまうとホームケアでは落とすことができません。定期的に歯科で歯垢や歯石を取り除いてもらうことで、歯周病のリスクを低く抑えられるようになります。このような生活上の原因とは他に、遺伝による病気が引き金になって、歯周病を発症する例も存在します。
こればかりは防ぎようのないものとあり、特に注意が必要になります。歯科の定期検診で歯周病の検査をしてもらうことが大切ですが、それと同時に、引き金となっている病気の治療を行うことが重要になります。歯周病になると、口腔内に限らず、全身のあらゆる部分の病気と関連することも研究でわかっています。循環器系の疾患や、呼吸器系の疾患、糖尿病などがそれに該当する病気です。
中でも糖尿病との関連性が高いとされていますので、糖尿病予防が歯周病予防に役立つようになります。