2023/08/24
歯科を運営する上で大切なのは、待合室で行う居心地の良い環境作りです。待合室の居心地が良ければ、歯科を利用しやすくなって、通院する負担も軽減されるものです。よく漫画やドラマなどで、医師が美人やイケメンだから、それが歯科選びの決め手になる、と言う話がありますが、待合室と言うのも良いアピールポイントとなるものです。よくある待合室の造りは、壁一面に椅子が一脚ずつ並べられていたり、大きなソファが一つ置かれていると言うものですが、ちょっとした工夫をすることで、雰囲気と言うのはガラッと変わって、それがその施設の雰囲気とマッチすることもあるものです。
例えば、壁側にカウンターを設けて、そこに椅子を置いて行くのです。受付カウンターに対して背中を向けるようにして座ることになり、こうするだけでかなりイメージは変わります。まるで、オシャレなカフェや美容室にでも来ているかのような感覚を味わうことができて、歯科に来ている時に感じる独特の緊張感から解放される効果も期待できるでしょう。なお、受付カウンターを設置する時に、90度に折れた形にするのも良いですが、角の所がカーブを描いたデザインにするとオシャレさや優しい雰囲気が出て良いものです。
こういった雰囲気作りと言うのは結構重要なものです。待合室の雰囲気が、いかにも病院、と言う感じだと、気分が下がってしまうこともあります。病は気から、とよく言いますが、安定した精神状態で治療に臨むと言うことも大切なポイントだと言えます。