2023/08/24
インプラントは、ほとんどの歯科医院がチタン製のものを利用します。チタンは、金属の中でもアレルギーが出にくいという特徴を持っており、身体に対して有害な作用を及ぼしにくいという特徴があります。また、チタンは、ペースメーカーや骨折治療用の固定ボルト、人工関節などにも採用されております。ほとんどのインプラントでチタンが使われる理由として、他にも骨とインプラントが緊密に結合することと、強く腐食しにくいということもあります。
しかし、ごく稀にアレルギー症状が出てしまう方もいるので、過去に金属を身に着けて、皮膚トラブルを起こしたことがある方は治療を受ける前に歯科医師に伝えておくことが大切です。アレルギー反応が出るか調べる方法として、パッチテストや採決などでアレルギー検査を実施したりして、状態を確認してから治療を始めることになります。もし、治療後にチタンアレルギーが発覚した場合には、取り除く手術が必要となり、骨と結合してしまった後の場合には、骨の欠損が大きくなってしまうので、心配な場合にはアレルギーに対する確認をしっかりと行うことが大切です。チタンなどの金属をまったく使わないで治療をする方法として、ジルコニアインプラントというものがあります。
国内では流通しておらず、流通販売がされていないので、個人輸入しなければいけません。または、インプラント以外の方法の、ブリッジや差し歯、入れ歯などの方法を薦められる場合もあります。